トップページ ≫ 社会 ≫ 市長と県会議員~川越市長選後日談
社会
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川越市長選が終って約1週間になる。注目に値するのは市長と県会議員の重みの差だ。投票率は弊社既報の通り29パーセント台。さらに勝負あったと見られていた選挙選に有権者の足は向かない。失礼ながら現職の人気がそれほどなかったにもかかわらず、挑戦者の県会議員にトリプルの差で圧勝してしまったのだ。
県会議員といえば二元代表制の中で一方の雄だ。本来、余程のことがない限り、互角に近い戦いがあって、自然だ。しかし、川越市をはじめ、10万人以上の人口の選挙区では2名、3名、4名、5名と、県会議員の数は増えてくる。したがって、それに応じて県会議員の存在も軽くなっていく仕組だ。
しかし、これはあくまで一般論だ。別に県会議員でなくとも人気のある人なら、充分、現職に勝てるのが選挙だ。立候補者のほとんどの人は、自分の人気や重みに対してわかっていない。錯覚があるからこそ、堂々と立候補できるのだ。
次は東京の千代田区だ。注目に値する戦いがはじまろうとしている。
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