トップページ ≫ 文芸広場 ≫ ドラマ「逃げ恥」に散りばめられた名言
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ドラマ「逃げ恥」にハマっていることを先日書いた。テレビ前に座布団を敷き、正座をしてキュンとしたりジーンとしたりと、凄い集中力で観ている。次回で最終回かと思うと淋しくて淋しくて。
このドラマの魅力はたくさんあって、様々とりあげられているが、こころに響くセリフが随所に出てくるところも魅力のひとつ。
星野源演じる平匡さんが言ったセリフで「後ろ向きな選択だっていいじゃないか、恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で、その点においては異論も反論も認めない」というのがある。息子の通う大学から広報紙が届くのだが、そのなかで学内カウンセラーが寄稿するコーナーがあり、そこでも取り上げられていた。このセリフに大いに共感したとのこと。自分のエネルギーが低下して、生きるのがつらくなってしまったら、このセリフを自分に言いきかせて欲しいとあった。
セリフがたくさんのひとに響いているというのが凄い。
先日の第10話では、ガッキー演じるみくりが「愛情の搾取に断固として反対します」と言い放つところで終了したが、「愛情の搾取」ということばの放つインパクトも強烈だった。
最終回は、みくりと平匡さんはどのような道を選択するのか。楽しみと淋しさを噛み締めながら、テレビ前に正座するつもりだ。
檀 ままこ
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