トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.01.07
コラム …埼玉の余話
・三郷市に住む都庁の職員が、4日の夕張市長選に出馬する。すでに北海道に行き必死に選挙戦を展開しているが、石原都知事の強力な後押しがあるという。はて?まだ30歳半ばの一職員に石原都知事がそんなに強力な応援をするだろうか?そのために、三郷在住のY氏まで狩り出されて4月まで夕張入りだそうだ。どうも政治のはなしは理解に苦しむところが多すぎる。この立候補者の義父が、元県政に関係していた人だけに気にかかる。
・プロ野球の名球会の一人、上尾高校出身の山崎氏の近況のひとつ。とにかく、人がすっかり変わったという。山崎氏といえばかつての高校球界のスーパースターで、その鼻の高さはかなりひんしゅくものだった。その人が年輪を重ねるごとに変身。いまでは、ゴルフに行っても、真っ先に芝の手入れはする、トイレに入れば、誰が居ようと洗面所を率先して磨くのだという。変身は能力だ。まして、自己変革を出来る人物は本物だ。たとえば、山崎氏より若いかつての名選手H氏は、今の不遇に勝てず乱行を繰り返しているという。同じ埼玉の人とあって、黙ってはいられない気がしてならない。人は落ち目のときにこそ、気品を持って立ち上がるべきだ。