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新着記事
- 加瀬先生追記(2022年11月22日)
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チャーチルを尊敬なさっていた。大のハマキ好きだった。時々ゆらゆらのぼっていくハマキの煙の先を眺めては思索にふけっていた。その姿が何ともかっこよかった。チャーチルの話になると止まらなかった。チャーチルのユーモア、そして男性的な果敢な勇気をいつも称賛していた。そして、昼間からアルコールをたしなんでいた。そのせいか、流れるように本場仕込みの英語を得意としていた。…
- トルコ風呂と先生(2022年10月20日)
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毎日があきれた日々の連続の今日。この頃、おかしな話が目に留まった。耳を疑った。確か神奈川県だったか、県議会の議員を先生とよぶのをやめようと。全員で決めたそうだ。随分、見識の高めの議会だ。そもそも「先生」とは学識がある人への敬称だから、先生とよぶにふさわしい人が皆無の議会なのだろう。国会もそうだ。真に先生とよぶにふさわしい人は滅多にいない。でも先生とよばれて、…
- 安倍さんの夢(2022年09月28日)
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「国葬反対!」「国葬反対!」人相のあまり良くない人達がヒステリックに叫んでいた。「この国賊!」。あれ、すでに12期も代議士をやっている太った自民党の仲間が俺をなじっていた。そんなにたいした弔辞でもないのに、昔の仲間が褒められていた。安倍さんは思った。国葬さえなければ、俺はもっといい男だったのに。岸田君も早まったことをやってくれたよな。だいたい統一教会との関係…
- 人は心に描いたとおりになる(2022年09月01日)
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夏が去る日、稲森和夫氏もこの世を去った。京セラ・KDDI・日本航空等々、経営の神様と世間から崇め続けられてきた。私もその一人だった。私は稲森氏の言葉の一つ一つをノートや手帳につづってきた。 「人は心に描いたとおりになる。強く思ったことが現実となってあらわれる。まずはしっかりと宇宙の法則を心に刻み込むことだ」稲森さんの言葉には、これからも私のノートに消…
- 国葬は是か非か(2022年08月11日)
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約5割の人が安倍さんの国葬には反対。国葬とはいかなるものか。国葬は国家に功労のあった人に対して行われるもの。だとしたら安倍さんは国葬とすべきとなる。ただ国民の血税を2億から3億つかうことになる。ここからが議論が分かれていく。安倍さんは一生懸命の人だった。それなりの功労もあった。しかし一方で国民は安倍さんに関係した森友学園もんだい、加計学園もんだい、桜をみる…
- 二院制よ、さようなら 一院制よ、こんにちは(2022年07月07日)
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行きつけの居酒屋にはいつもなじみの常連客が飲んでいる。6、7人の客達は政治の話が好きだ。時節柄、参議戦の話に花が咲く。 「みんな小粒になったな。ちょっと昔は参議院のドンと呼ばれていた村上正邦なんていうのがいて、面白かった。個性的で情にもろく、ドンというより親分だった」 「ところで、それはそうと参議院なんて必要なのかい?俺たちの税金を500億も600億…
- やはり一院制だ(2022年06月17日)
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主権在民なんてどう解釈したらいいのだろう。本当は一人の人の権利、一人の人の言葉を重くとらえて、多くの人に認められることでなければ、ただ言葉が浮遊しているだけだ。しかし、残念だが一庶民の吐く言葉は、浮遊物に過ぎない。だからこそ、我々は我々の代表を選んで我々の代弁者になってもらう制度が選挙なのだが、ほとんど制度は機能しない政党がのさばるからだ。二院制は本来このの…
- 浜田卓二郎さんの死(2022年05月25日)
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バラの散る夢をみた。6月に少し早いが。そしてこの日、浜田卓二郎氏の逝去を知った。東大卒にはめずらしく謙虚で、人柄も良く、総理候補の筆頭だった。「浜田さん、東大モトクラシーといって、足元が分からない人が多いんだよ」とよくからかった。こんな良き人も衆議院選挙に2回落ちた。ある日、私を訪ねてくれた。「あなたの言うとおりでした。モトクラシーでした」と言って頭を下げた…
- ハナミズキは恋の花(2022年05月02日)
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ハナミズキの可憐な花が晩春の街路を彩っている。かつてサクラを米国に贈ったお返しに、米国が御礼に贈ってきた花がハナミズキだそうだ。日本のさくらが散って、ハナミズキが春から初夏を花の季節としてくれる。自然は何と味のあるしくみをしてくれるだろうか。そして「私の想いをうけとめてくれ」と花言葉は言っている。可憐さを装った恋の花なのだ。サクラの恋は短くはかないが、ハナミ…
- 政治家はしだれ桜になりえない(2022年04月06日)
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しだれ桜はまだ咲きほこっている。さすが、美の象徴として言われる花だ。こうべを垂れて謙虚だ。それにつけても、政治家ぐらいしだれ桜に例えられない職業はない。女性の政治家も皆無だ。何もかつての豊田女史だけが、威張り散らしていたのではない。何とかに刃物ではないが、権力をもった女性はとてつもなく恐い。あの秘書をはじめとした周囲のものに吐いている言葉は、耳をふさぎたくな…