社会
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3月は別れの季節。そして卒業の時。この卒業式に必ずといって歌われてきたのが「仰げば尊し」だった。メロディは言い知れぬ哀愁が漂い、別れの切ない思いが込み上げて一杯になり、懐かしい学びの庭を後にしていくのが卒業式だった。しかしこの卒業の歌がほとんどの学校で歌われなくなった。理由の一つに、今の子供達にはピンとこないという貧しいものらしい。何故貧しいのか?恩とか立身、出世は時代にそわないというものらしい。しかしこの儒教の教えからくる恩は不滅のものだし、立身、出世も身分社会から解放され、誰もが学び、努力すればいくらでも成長できるいう深い意味があるのだ。教育とは温故知新を学ばせることだと思う。学校や教師の教育力や歴史力の低下を感じてならない。生徒たちはしっかり教えれば、必ず理解できる筈だ。大きく言えば万物は皆尊いのだ。尊ぶ精神を教育の現場で教え込むことこそ大切なのだ。