トップページ ≫ 文芸広場 ≫ BAN瞳の言わせて頂戴~今時の結婚事情~
文芸広場
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甥っ子が結婚した。
結婚式に招待されたのは、何年ぶりだろう。
この年になるとおめでたい席に呼ばれることが減り、悲しみの席に呼ばれることが多くなる。やはりおめでたい席に招待されるのはうれしいものだ。
十数年ぶりに着物を着て式場に向かう。
金の屏風などどこにもない。リゾートをイメージした会場は爽やかでまるで南国のよう。
仲人さんの長い挨拶もなく、わけのわからない踊りや歌を披露する人もいない。
出席者や家族とのつながりを大切にした「おもてなし、絆婚」というらしい。
その名のとおり、新郎新婦が考えた演出を招待客、親族が一緒になって参加する。
そして美味しいフルコースとお酒が振る舞われる。
久しぶりに心地よい雰囲気を味わいながら、幸せな時間を満喫。
今も昔も変わらないのは両親への挨拶には、やっぱり泣けた。
最近は結婚式をしない「ナシ婚」が増えているとか。
その理由は、経済的事情、さずかり婚、セレモニーが嫌など。
私達世代で、結婚式を挙げない友達などいなかった。
人生で自分が主役になるときは3度ある。生まれたとき、お葬式、もう一つが結婚式の時だと母に言われたことを思い出す。
お金や時間はかかるが、やっぱり結婚式は良いもの。
幸せをたくさんの人に祝ってもらえるのは本当に幸せなのだと実感した。
どんな形でも結婚式を挙げるのに私は賛成。
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