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なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
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- たけのこご飯と母(2021年04月25日)
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筍といえば春。採れたてが美味しい。時間が経つとえぐみがでてきてしまう。だから当日にあく抜きをするのが良いが、そのあく抜きが大変。未だに上手にできない。実家にいるときは、裏庭にある竹藪から筍をとって、母が丁寧にあく抜きをしてくれた。甘辛く味付けしたたけのこご飯は最高に美味しかったのを覚えている。先日、友人があく抜きした筍を届けてくれた。ありがたいことだ。早速、…
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- 火の用心(2021年04月13日)
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自分は大丈夫なんて思っていたら、そうでもなかった。近所でおきた大火事に大慌て。現金と宝石箱を袋に詰めて、サンダル姿でマンションの階段を駆け下りた。途中で息が切れて酸欠状態に。火元は近所のビルで、消防車が12台出動。火は2時間半後に鎮火したが、匂いは朝になっても残っていた。出火元を含め、3軒のビルが燃える大火事。だが私が逃げる必要など全くなかった。人間はいざと…
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- 堂々と出かけたい(2021年04月01日)
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春休みに入った。休みだが、コロナの状況もパッとせずで思うように外出もできないのが現状だ。今回もおじいちゃん、おばあちゃんのところに行けないことを知り残念がっていた息子。そんな折に、おばあちゃんから小包が届いた。中には、息子が大好きな食べ物がたくさん入っていた。休みなのに連れて行ってやれない申し訳なさもあり、それには本当に救われた。そして私自身も、ふるさとから…
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- 忙しいが一度にきた(2021年03月24日)
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看護士をしながら三人の子供を育てている。コロナに加えて今年は中3と高3の受験生の母という大事な役目も増えた。緊張感がストレスとなり、しんどい毎日。無事に試験当日の朝を迎えられた時、万全の状態で送り出せたという達成感で胸がいっぱいになった。無事に子供達も進学先を決め、今は四月からの準備で忙しい。職場では、ワクチン接種が始まった現在でも油断できない日々が続いてい…
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- 春の限定デザインでリフレッシュ(2021年03月13日)
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川越市に本社を置く「ちふれ化粧品」通称「ちふれ」は、高品質でありながら低価格と評判のメーカーである。ちふれは、環境への配慮が行き届いていることでも知られ、詰め替え化粧品の販売などはとっくの昔に開始していたし、スプレーポンプ容器にはフロンガスを使っていない。更に、無香料・無着色で、デザインも極めてシンプルである。そんな、ちふれならではの無駄のなさは心地よいが、…
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- お年寄りには優しくない世の中がやってくる(2021年03月07日)
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いつも通っている整形外科。とても良い先生で待合室はいつも満杯。今までは行った順で診察を受けることが出来たが、コロナ禍ということも考えて3月から携帯電話で順番がとれるようになった。早速、携帯で順番を取り待合室で待っていると、隣のお年寄りが話しかけてきた「私は一番早く来たのに、22番。あなたは何番?」。私は3番で、もう次に呼ばれる順番だった。私にとってはとても便…
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- 3月3日は父の日(2021年02月27日)
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世の中一般的に、3月3日といえばひな祭りであろう。我が家では3月3日は父の誕生日である。男子なのに女子のお祝いの日に生まれた父はさぞや複雑な想いがあろうかと思っていたが、気にもしたことがないようだ。そんな私の父であるが、今年で75歳になり、ずいぶん歳を感じるようになった。できるだけ長生きしてほしい。しばらく実家に帰れていないが、早く元気な姿を私も見せに行きた…
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- 悲しい現実(2021年02月15日)
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近所のクリーニング屋さんがひっそりとお店を閉めた。ご夫婦二人で経営していたその店は、ご夫婦の人柄もあって、ついつい長居してしまう居心地のいいあったかい場所でもあった。しかし、最近はクリーニングに持って行かずとも、自宅で洗える衣類が増えたことで行く頻度も減り、気づいた時には看板もなくなり空っぽになっていた。コロナによる在宅ワークの増加もクリーニング離れを加速さ…
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- 節分(2021年02月07日)
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2月2日の節分はなんと124年ぶりだったそうだ。子供も成長し、豆まきもどうかと思う年頃となったこともあり、我が家は普通の日となるはずであった。が、コロナ禍の何ともいえない気持ちを吹き飛ばしたくなり、節分っぽいことをして過ごした。まずは鬼除け汁なるものを作った。鬼除け汁とは簡単に言うと、大豆の水煮を入れた豚汁だ。これなら年の数だけ豆を食べるという苦行もしなくて…
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- ニットの神様(2021年01月30日)
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今や生活必需品となったマスクも、だいぶ種類が増えた。爆弾低気圧の予報もある今季は特に、あたたかなニット素材も好評だ。 私の編み物の師匠は祖母で、かぎ針編みの達人だった。おしゃれで楽しい作品たちが、現代社会を生きる人々にも広く受け入れられるであろうことは間違いない。 かぎ針編みをしていると特に、祖母の編み物のリズムが蘇って来る。歌で言うならば、合唱や輪唱を…