文芸広場
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近年、日本各地の山に山ガールというものが出没している。
山ガールとはファッションにこだわった登山をする若い女性を言うらしい。
では、ファッションにこだわった若くない女性は何と言うのだろう、と考えるとゾッとする。
きっと誰もが口を揃えて「やまおんな」と言うだろう。
何とも色気もない昔ばなしにでてきそうな呼び名である。
何でも素敵にきめることは楽しく、見栄えもいいものだ。
このわたしも東京マラソンに臨んだときは機能性のタイツより見た目がいいだけのオシャレなタイツを選んだものだ。
その結果は言うまでもない(汗)
多くの観衆に観られているのだからオシャレをするのは当然と言っておこう。
ただ山は違う。
登山そして自然は侮れないものだ。
ファッションより何より機能性を重視したい。
まっ、山ガールたちはおしゃれで機能性のあるものをまとっているのだろう。
しかし、富士山はどうだろう。
レインコートや防寒着を準備し、頭にライトをつけ、おまけに杖なるものまで持つという。
オシャレどころではない。
まるで戦いに出かけるような重装備である。
まさに自然に立ち向かうということなのだ。
自然は偉大だ。自然は侮れない。
侮らない者には「風光明媚」というご褒美を与えてくれる。
そのご褒美を目当てに山頂まで挑むのだ。
この夏、準備万端の装備をし、富士山にむかう!
「いざ出陣!富士山よ、何卒、おてやわらかに・・・」
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