「わたしと地球の環境展」は国連が定める「持続可能な開発のための10年」「生物多様性の10年」を支援する催しとして、2011年秋よりスタートした。「環境破壊」という危機に直面し、多くの生き物の存在の権利を脅かしつつある地球。危機を回避し、過去から続く生命の歴史を未来へつないでいくために必要なこと、出来ることは何かを、環境問題を分かりやすく解説しながら、その解決に向けた世界各地の取り組みや先人の知恵から学び、実際に体験しながら理解を深めていくイベントである。

　ケニア先住民族のことわざ「地球を大切にしなさい。それは親からもらったものではなく、子供たちから借りているものだからだ」にあるように、地球全体で起きている「地球温暖化」「水問題」「生物多様性」などをテーマに「地球の今」を解説し、地球の環境改善を世界の知恵から学び、環境問題解決の取り組みを紹介している。

地球46億年の歴史をコンピュータグラフィック映像での紹介。ヘラクレスオオカブトなどの南米アマゾンの昆虫標本。世界のビックリ環境都市の紹介。アマゾンの生き物たちが動き出すAR（拡張現実）体験。

究極のエコシティ江戸の町が映像で再現、江戸庶民の知恵を学ぶ。実際に自転車をこいで、発電自転車体験。等々盛りだくさんのコンテンツが並んでいる。友人同士で、家族で地球環境の問題に触れてみてはいかがだろうか。

期間：平成26年6月24日（火）から7月2日（水）午前10時から午後9時まで（受付終了は午後8時30分）（初日6月24日は午後4時開場、最終日7月2日は午後2時閉場）

場所：さいたまスーパーアリーナ展示ホールにて開催。入場無料。

主催：創価学会「わたしと地球の環境展」さいたま展実行委員会

http://kankyou.tenji-kai.jp

　　　　　　　　（多田　清成）