トップページ ≫ 社会 ≫ ものづくり日本と今後の教育のありかた
社会
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宮崎駿監督が二度目のアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、ゴジラ-1.0が視覚効果賞受賞。世界は日本のエンタメに注目している。もともと日本のアニメーションをリスペクトする海外ファンは熱烈で、日本のクリエイターたちは日本の宝といってよい程誇らしい。アカデミー賞を2つ受賞したことで、勿論海外にも配信されるのだ。両作品配給会社東宝はもちろん日本の国自体に利益を生む。教育含め、クリエイティブな部分に支援を、積極的にやるべきだ。是非未来を見据え、東宝のように目利きになって欲しいものだ。クリエイターを育てるには投資をする誰かや何かが必要不可欠である。裕福な家で育ったものであれば身内の支援が得られるが、昔から、パトロンやあしながおじさんといったあまり響のよくない存在があったのも頷ける。ものづくりをするうえで、クリエイターは惜しみなく、時間と技術をフルに使って制作をしている。命を削ってと言っても過言ではない。
先日ドラゴンボール作者鳥山明先生が亡くなられた。ファンが世界中にいる偉大な先生だ。鳥山先生こそ、国葬をしてもよい程のクリエイターであったことがSNSで見て取れる。アルゼンチンではファンが集まりドラゴンボールを大合奏して追悼。エサルバトルでは国家として喪に服すと宣言した。世界中のニュースとなった。
クリエイティブなどは日本の学校であまり重要視されない。一人一人の個性こそが大事である。好きな事は時間も忘れて知りたいと思い、嫌いなものを学習するよりも、好奇心が芽生え続けるわけだ。大学に行ってからでは遅く、幼少期からの教育に求めたい。早いうちから個性を伸ばすことが、今後の日本の成長に反映される。指導者は平均的にできる人が多い方が楽かもしれないが、システマチックな教育方法では、才能をつぶしてしまう恐れがあるのだ。すべてとは言わないが、不登校の理由に、みなと同じことを同じペースでできない。という理由の子がいることを知って欲しい。SDG´sにある多様性を推進する意味でも、個性を認める教育方針を抜本的に考えてほしいものだ。
名月かりん
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