参議院議員の梅村みずほ議員(日本維新の会)の態度には辟易だ。入国管理局施設でなくなったスリランカ人の女性の死因をハンストと憶測だけで、参議院の法務委員会で発言。与野党からの批判を浴びている。

日本維新の会は即刻、梅村議員を参議院法務委員会委員から更迭した。当然のことだ。勢いや風を起こしている政党・日本維新の会は脛に傷をもちたくないはず。

しかし、梅村議員は発言を撤回せず、報道陣の前で涙をみせていた。参議院は良識の府。衆議院をチェックし慎重な審議を可能にする政治の舞台である。梅村議員はわかっていないのだ。

埼玉県のなかでも女性議員の活躍が目立つ。県政史上初、女性議員（所沢市選出・岡田しずか議員）が県議会副議長に就任。市制施行100周年を迎え、101年目の川越市では、正副議長が女性だ。（議長に山木綾子氏・立憲。副議長に吉野郁恵氏・自民）。女性だからではなく、名実ともにこの人こそという人事であるということを自らが示してほしいと願う。

氷川まこと