社会
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セクハラ、パワハラ、マタハラ、モラハラ、スモハラなど、ハラスメントの種類は50以上と言われている。ハラスメントとは、「いじめ」「嫌がらせ」と訳される。相手に不快感や不利益を与え、尊厳を傷つけること。
最近、気になったのが「食ハラ」。お盆に帰省し、おもてなしとして出される料理が食ハラにあたるというのだ。確かに田舎に行けば、大皿の料理がたくさん出てくる。これは何人前なんのだろうとおもうほど量が多い。だが、それにはたくさんの愛情がこもっている。嫌がらせなどとは程遠い。「もうおなかがいっぱいです」ときちんと相手に伝えることも大切。我慢して食べなければならないなんてことは絶対ない。久しぶりに帰省する息子や娘、孫を待ち望んでいる親にハラスメントという言葉はあまりにも悲しい。
実際にハラスメントを経験し、辛い思いをしている人も多い。だが、ハラスメントと言う言葉で一括りにするのは如何なものか。コロナ禍で人間関係が希薄になりつつある今日だからこそ、考えなければならない問題だ。
馬淵凛子
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