社会
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セクハラ疑惑の新井喜一氏が辞職し、疑惑解明には第三者委員会が設置された。しかし、18日に被害女性が「音声データ」を開示。19日のワイドショーではその音声や新井氏の画像が流れつづけ、20日21日の川越まつりの町内それぞれの会所では「おまつり」より「セクハラ問題」に花が咲いたのはなんとも残念な風景だった。音声データは1本だけではなく、6本から8本。テレビ公開されたデータでは同じ席で騒ぐ市議数名の声も確認されており、今川越市内では、同席市議の名前の公表、厳しい処分などを求める市民が存在するのも事実だ。また二年前に突然辞職した女性市議。「実は新井喜一氏との不倫が原因だった」などという話がまことしやかに流れてもいる。選挙が近づくと「あることないこと言われる」のではなく「ないことないこと言われる」と嘆く議員たち。しかし、川越市政の闇は深すぎる。現在現職36名のうち新井氏の辞職で欠員1名。このほか勇退するという議員が2~3名。新人は6名以上。新井氏が辞職コメントの中で「いったん休む」と表現したことから新井氏も来春の市議選には出馬するのではないかという憶測も飛ぶ。また病気のため23年27年と出馬を見送った元市議にも出馬要請があったという話もでており、激戦は必須。市政施行県内初 中核都市川越、進化する観光都市川越にふさわしい議員を選ぶのが市民の責任でもある。
大曾根 惠