なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
高校の同窓会に行った。ドアを開けると懐かしい顔がずらり。白髪染めをしようか、何を着ていこうかと悩んでいた自分が一瞬で飛んでいく。昔の名前で呼ばれる自分が不思議で、新鮮。母でもなく、妻でもなく、高校時代の自分がそこにいる。顔のしわが増えても、おなかがぽっちゃりしても、髪が薄くなっても、話をすればみんな昔のまま。
高校時代は片道8キロを自転車で通った。授業が終われば、部活動に明け暮れる毎日。勉強、運動、友、恋。今思えば最高に幸せな時間がそこにあった。ただただ未来だけを見つめて、がむしゃらに頑張っていた。
30年以上の時を経て、また同じ時間を共有する。4年に1度の同窓会はみんなが笑顔だった。皆で校歌を合唱し、改めてその歌詞に感動する。目に見えない力をもらい、自分自身を鼓舞した。歳を重ねることがとても素敵に感じた同窓会。みんな、また会おうね。
馬淵凛子
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