文芸広場
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以前、この欄でも書いたが、わたしは夫に珈琲を入れたら、100円を貯金箱に入れる。チャリン♪チャリン♪と3万円貯まった。このお金で友人と旅行する予定だ。
生きている限り、家事をやらなければ生活は成り立たない。洗濯しなければ、清潔な衣類を着ることは出来ないし、食事作りをせずに買ったもので済ますというのも食費が掛かるし、野菜不足になりそうだ。わたしは、家事全般が苦手で、どうにかこうにかこなす日々。
珈琲だって、たまには家族に入れてもらいたいものだ。頼んでみたが、了解を得られないので、気分をまぎらわす意味もあって、100円貯金を始めた。
わたしが、ドラマ「逃げ恥」にはまったのは、主人公みくりの家事労働が仕事として報酬を得ている図式に、何か報われた感じがしたのも理由のひとつだと思う。ちなみに、今もドラマのホームページは残っていて、家事労働時間を入力すると、その報酬額が表示されるコーナーがある。気になった方はやってみては?
国は一億総活躍社会を目指すが、女性が社会で活躍するには、保育園の増設も大切だが、働きながらの家事労働をいかにうまく回していくのかも、実は大きな問題だと思う。家庭内でとかく女性に集中してきた家事を、時には手放すことも大切。ドラマ効果もあり、家事の外注をするひとも増えているとか。また、外注しなくとも、わたしのように家事を現金化してみるのもおすすめだ。作ったお弁当を500円として貯金しているひともいる。
ひとの数だけ、気持ちや時間のやりくり方法はある。生きることは家事をすること。どうせやるなら、楽しくやろうではないか。
檀 ままこ
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