文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
電通社員の過労による自殺、写真コンテストの入賞作品に写っていた後日自殺した中学生。自殺の事例がニュースで取り上げられる。自殺した本人の苦しみや残された家族の悲しみを思うと、なんともいえない気持ちになる。
人間、誰しも辛いことは経験する。でも、永遠に辛いことが続くということはほとんどなくて、時には「楽しい」が含まれるから生きていける。この世にいいことなんてひとつもない。そう感じてしまう領域に達したときに、人間は死を選んでしまうのでは。その領域は、もう身も心もくたびれ過ぎて、うつ状態になってしまっているのだろう。
うつ状態になってしまったら、正常な判断も難しい。だから、周囲が早い段階に気付いてあげられたらいいのだが。
自殺防止の対策として何が必要なのかという問いには、はっきり答えることが出来ないが、わたしは子どもに「逃げてもいい」ということを言っておこう。死にたい気持ちにまでなるのだったら、逃げていい。学校も会社も替りはあるが、命にはない。
檀 ままこ
バックナンバー
新着ニュース
- 解散はいつ?都知事選とのダブルも!(2024年05月15日)
- さいたま市浦和うなぎまつり(2024年05月10日)
- 桂由美さんのウエディングドレス(2024年05月14日)
- 行列のできるサンドイッチ(2024年04月30日)
- 人生は喜劇にはじまって喜劇に終わる(2024年05月02日)
アクセスランキング
特別企画PR