トップページ ≫ 教育クリエイター 秋田洋和論集 ≫ 中学校に入る前に親がしてはいけない80のこと第2章 生活習慣のタブー(29)
教育クリエイター 秋田洋和論集
~子どもの部屋にはカギをかけさせないつもりだ~
中学生くらいになると、「部屋にカギをかけて、外から誰も入れないようにする」ことをやろうとします。つっかえ棒を用意してみたり、椅子や家具を動かしてみたり、といった経験は皆さんにもあると思います。私も親になって初めてわかりましたがこの「カギをかける」行為は、子どもにとって、健全な成長の一過程であるいっぽう、親からしてみると「拒絶されている、嫌われている」という印象を受けるものです。昨日までは普通だったのに、いきなりどうして?と不安にかられて、根堀り葉堀り聞きだそうとする。その気持ちはわかりますが、残念ながら逆効果です。子どもはカギをかけて見たいものだと割り切って、好奇心からしているだけだと思うくらいでちょうどいいと思います。大切なのは、子どもを信じて
カギをかけてもかけなくても、何も変わらないとわからせることです。
カギをかける」行為が始まるのは、子どもたちが「他人との距離感の取り方」に敏感になっていきます。
・ひどいことを言われた
・悪気はなかったが、自分の一言で相手を傷つけた
など、低学年の頃にはなんでもなかったことがトラブルのもとになっていきます。誰もがこうした経験を通して相手との距離感を学んでいきますから、その過程において「親との距離感もリセットしてみようとする」だけなのです。その代わり、食事のときなどには子どもの様子を注意深く観察しておきましょう。表情や視線、服装などに変化が見られるようなら、友だち関係などが変わりつつあるという証拠だからです。
一度は親から離れることがあっても、その後、自分から適切な距離までジワジワと近付いてくる。それが中学生です。安心して、また近づいてくる次期をまちましよう。
中学校に入る前に親がしてはいけない80のこと」(PHP文庫) 秋田洋和より
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