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道で人とすれ違った
その直前、私はその人とぶつかりそうになっていた
狭い道ではよくあることだ
だが、その人は「すみません!」と言った
どちらが悪いわけでもないのに
爽やかな笑顔で言ってくれた
その「すみません!」は私を爽やかな気分にしてくれた
はて、こんな爽やかな 『すみません』 を聞いたのは
どれくらいぶりだろうか
最近は自分が悪くても謝らない人が増えているそうだ
それは私も実感している
謝ると負けだと思うのだろうか
悪いことをしたら、人に迷惑をかけたら、
「すみません」「ごめんなさい」と謝るものだ
当然のことである
たとえ首相であっても、社長であっても、
どんなに偉くても、立場が上であっても、
間違ったときは素直に謝るべきである
当然のことができる人間でありたい
当然のことができる人間が多い世の中であってほしい
(作 野立アサミ)
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