社会
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一部の人達、しかもマスコミの論調は不思議にして不可解だ。この県議選を完全に8月の知事選と位置づけている。上田知事か自民党かの構図だ。
しかし、一般の有権者はほとんどそのことには関心を示してはいない。有権者は全く違う観点から候補者の品定めをしているのが実情だ。真面目か。真剣か。本気か。頼りになるか。身近か。将来性か…等々。
その証拠に「自民党、自民党」と叫んでいる人は評判が芳しくない。同時に「センタク、センタク」と知事の名前ばかりあげているひとにも拍手はおこらない。そんな候補者に自立や頼りがいを感じる筈がないからだ。政党名や知事の名を出すこともやむをえないが、それしかないのか?と賢い有権者達はみている。何かに頼ったり、何かにすがっている情けない人間を政治の場に送ったら、そのツケは必ず有権者にブーメランのように返ってくるからだ。知事も堂々と構えていたほうが良かったのではないか。知事に汚点はない。自民党が騒いだら、にっこり笑って「まあまあ」と言っていたほうがリーダーの風格がでて、風は上田さんに吹いてくる筈だ。
どの地区も世代交代や何もやらなかった現役には厳しい審判が下る筈だ。
あえて異聞とタイトルを書いたが、あまりにも珍しい今回の選挙の光景に首をかしげつづけているからだ。
(赤坂 賢治)