社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
岸田総理が増税について「国民の責任で負担」と言った。これをあわてて「我々の責任」と言い直した。膨らむ防衛費には復興税を転嫁するとも言った。聴く力の岸田総理。なんとも国民の声が素通りしている。
高市大臣の発言、稲田元防衛大臣の発言、柴山元文部科学大臣の発言。安倍派・親安倍派も大きく分かれていることもわかる。安倍晋三氏亡き時代、自民党の揺れが激しい。
埼玉県では自民党県議団を中心に「稲田朋美元防衛大臣を応援する会」が発足した。しかしながら、統一選を控えた県議は2連ポスターを貼りだしている。大野知事、地元選出衆議院議員との二連ポスター。そのほか、三原じゅん子参議院議員や高市早苗大臣。稲田氏のものは見かけない。あの応援する会はどうなっているのだろう。
県議会は政党政治であり、いずれかの会派に所属しないとチカラを発揮できない。もちろん、国も同じこと。そして、自民党であっては大所帯になり派閥というものが存在する。派閥によってさまざまな人事が左右されてもいる。派閥に入る、派閥を出ることは自分の生きる道にかかっている。自分の主義主張を貫くのが政治の世界に身を置く人間の基本。単に、見栄えがするからという理由で二連のポスターのパートナーを決めるというのはあまりにも稚拙ではないか。そして自民党県議と大野知事の二連ポスターは、大野県政盤石への布石とみてよいだろう。
氷川まこと
バックナンバー
新着ニュース
アクセスランキング
特別企画PR