社会
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「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトに、今年の春リニューアルオープンした西武園ゆうえんちが盛況を博している。そこは、懐かしくも新しい昭和ニューレトロの世界が盛りだくさんだ。
8年前の2013年(平成25年)に、1964年(昭和39年)以来56年ぶりの東京五輪が決定した。このニュースを知った人々は皆、「東京五輪が開催される2020年、自分はいったい何歳になっているのだろうか」と真剣に計算したことであろう。今回の東京2020オリンピック・パラリンピックが、まさかこんなにも複雑なものになるとは、平成の間は容易に想像出来るものではなかった。
昼間の西武園ゆうえんちの、のどかなメリーゴーラウンドが、夜には厳かな走馬灯と化すように、時間と空間は、それぞれに色を変えながら移ろい巡ってゆく。時にとまり木のように平成をなぐさめ続けてきた昭和は、激動の時代と言われた。時代の荒波を乗り越えてきた昭和ならではの深い懐は、過ぎ去ってもなお私達に寄り添ってくれる。懐かしい昭和が今、新鮮な力をたずさえて、よるべなき令和を内外共に支え始めている。本当の令和のスタートラインは昭和とともにあるのだ。
葉桜こい
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