社会
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コエドブルワリー(朝霧重治社長)は地ビール・クラフトビールの旗手。このほど東北6県の祭を応援するために「粋」なビールを4月28日発売した。
青森ねぷた、秋田竿灯、岩手さんさ、福島わらじ、仙台七夕、山形花笠それぞれのビールは各地のお米を使用した。そして一本につき20円をそれぞれのお祭りに寄贈するという。日本の伝統文化を思いやり、そのために知恵を絞るコエドブルワリーはまさに川越発「粋」ではないか。
川越まつり祭エールについては、初回製造3000本、発売初日で売り切れた。ビールのALEと応援のYELLをかけ、「特別なアニバーサリーエールとしてALEを醸造しYELLを送る」ということをコンセプトの一つにしてきたコエドブルワリー。
コロナで鬱鬱とした日々。緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置適用地域ではアルコールの提供は昼夜を問わずストップとなり、飲食業関連は大打撃。その暗澹たる中でのコエドブルワリーの試みはコロナのトンネルの中の光だ。
伊勢谷珠子
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