社会
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緊急事態宣言 再延長。このトンネルを抜けるのはいつか?任期満了に伴う選挙はコロナ禍であっても行われてきた。それぞれの候補が感染拡大防止に工夫を凝らしている。街頭演説の集客をしない。選挙カー内の除菌、ビニールカーテン設置し飛沫防止、マイクの洗浄。もちろんそうだ。選挙活動中に感染拡大、クラスターなど発生させてしまったら元も子もない。しかし、コロナ禍、自粛モードを言い訳にしている候補がいるような気がしてならない。例えば入間市議選。街頭演説が極めて少ない。候補者が、直接政策を訴えるということこそ、選挙の基本ではないか。有権者は公営掲示板のポスターと選挙公報だけの情報では選択の幅は狭まる。Twitter、Facebook、ホームページの検索が出来ればいいが、それすら公開をしている候補が少ないのは残念だ。東日本大震災から10年の3月11日。14:46分の時刻に頭を垂れ黙とうを捧げていた候補、その横を名前を連呼していった候補。とても対照的だった。風化されてはならないことに心を寄せられない候補には投票はできない。
今回の入間市議選で躍進したのが世界初のジェンダー議員 細田ともや候補。1800票余りを上乗せした。自民党系議員は大型新人出馬だからか、自民党への逆風なのか目減りした。
入間市は杉島前県議が市長に転出し、1議席が欠員。ベテランの斉藤県議の去就が取りざたされている中、県議への道を拓くのは市議なのかそうでないのか、この2年間の入間は騒がしくなりそうだ。
大曾根惠
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