二週間の戦い、さいたま市長選挙が終わろうとしている。

浦和駅東口に現市長清水はやと氏、中森ふくよ氏の陣営それぞれが打ち上げ式のため集結した。

休日の夕方、両者の演説に多くの有権者が足を止め、興味を持ちながら話にうなづく姿も見られる。

少し日焼けした顔にノーネクタイのワイシャツ姿で壇上に立った清水氏。みなさんの協力があってからこその自分であると深々と頭を下げた。子供たちに希望や夢を繋いでいけるかどうかの大切な１０年を決める選択をお願いしたいと訴え、みなさんの一票で未来を選択してほしいと強調。「がんばれ、がんばれ、がんばれ」の声援に高く拳を突き上げた。

ピンクの看板の車の上から、ピンクのジャケットにピンクのタスキをかけて登場した中森氏。政治は心が無ければやってはいけないと今の政治に足りないものは優しさなのだと涙ぐみながら訴えた。「勝つぞ、勝つぞ、勝つぞ」のコールに両手を大きく振り続けた。

＜記者雑感＞

前々回４２％、前回３７％との投票率であったさいたま市長選挙。今回は盛り上がりのない選挙戦とも言われており、３０％をきるのではないかと心配されている。選挙は最後の最後まで油断は禁物、何が起こるかわからない。

さいたま市のリーダーとして誰がふさわしいのかをしっかりと見極め、自分の未来のために一票を投じよう。

馬渕　凛子