トップページ ≫ 地域情報 ≫ 埼玉県フォークダンス大会開催~創立60周年記念を華やかに軽やかに
地域情報
埼玉県内で予定されている各種イベントや地元の人や情報をあますとこなく紹介。
12月12日土曜日、上尾市の埼玉県立武道館、及び埼玉県スポーツ総合センターで、「埼玉県フォークダンス大会」が開催された。埼玉県フォークダンス連盟創立60周年を記念して開催され、1000人以上が県内各地から色とりどりの衣装に身を包み駆けつけた。
参加者全員による「こうもりのカドリール」(ドイツ・オーストリア)で大会が始まった。セルビアの「ミラノド・コロー」やイスラエルの「ヒネ・マ・トフ」など、世界各国の民族音楽などに合わせ、笑顔で軽やかにステップを踏む姿が美しい。ペアで踊る曲、ペアが入れ替わる曲、そして輪になって踊る曲など、一口にフォークダンスと言っても、例えば小学生時代体育の授業や、キャンプファイヤーでよく用いられる「オクラホマミキサー」や「マイムマイム」、「黒い瞳」他、定番曲だけではなく、世界各国の音楽が使われ、踊り方も様々である。
大会実行委員長で埼玉県フォークダンス連盟四居誠理事長は「現在、埼玉県フォークダンス連盟に関わる方は約5000人で、加盟していない人も含めれば、7000人ほどが日常フォークダンスを楽しんでおります。平均年齢は70歳前後です。フォークダンスを若い人たちに広めるため、学校や地域の催しなどで魅力を伝えたいです」と、語ってくれた。
誰もが親しめ、地域の絆づくりにも最適なフォークダンス。戦後アメリカからもたらされ、全国的に広がったものの、近年ではレクリエーションの多様化によって、フォークダンス人口は減りつつある。しかし、誰もが親しめ、地域の絆づくりにも最適なフォークダンスを再び見直そうという動きになっており、海外の文化を耳と身体で体感できることが魅力だとの声もある。
埼玉県のフォークダンス人口は全国でもトップで、約70団体が埼玉県フォークダンス連盟に加盟しており、様々な活動を展開中だ。いわば「フォークダンス王国」と言っても過言ではない埼玉県では、今後も埼玉県フォークダンス連盟や、加盟する各団体が精力的に普及活動を行うので、ぜひ参加し、楽しんでみては如何だろう。 なお、来年3月3日水曜日、埼玉スポーツ総合センターのアリーナでは、「ひな祭りFDの集い」が、700人規模で開催予定だ。
直木 龍介
- 参考
- 埼玉県フォークダンス連盟 (公益社団法人日本フォークダンス連盟埼玉県支部)
- http://www.geocities.jp/saitama_folkdance/
バックナンバー
新着ニュース
特別企画PR