トップページ ≫ 地域情報 ≫ 浦和師走の風物詩「十二日まち」開催~招福を願う人々で賑わう
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12月12日土曜日、浦和では師走恒例の「十二日まち」が開催された。大宮の「十日まち」、そして浦和の「十二日まち」は、明治時代から続く大蔵の市祭で、熊手や神棚などの縁起物や食べ物を売る露店が調神社の境内や、旧中山道沿いに約1000軒が立ち並び、毎年大勢の人々で賑わいを見せる。今年は土曜日とあって、早い時間から玄関口である浦和駅や駅周辺は混雑し始め、お昼過ぎには身動きが取れない位の大混雑となっていた。
調神社では、新しい年に福を呼び込む「かっこめ」(小さな竹熊手)の授与が行われ、長蛇の列ができてきた。また、境内には熊手を売る露店が立ち並び、手締めの拍手や拍子木と共に威勢のいい声が響いていた。地元岸町在住の女性は、「今年は土曜日とあって、いつも以上に賑わっているように思います。子どもの頃から毎年楽しみにしている行事です。今年もお参りができ、熊手を買うことができました」と、大きな熊手と授与された「かっこめ」を手にし、ほっとした表情で話してくれた。
今年の「十二日まち」は、天候にも恵まれ、夕方からさらに大勢の人出があり、夜遅くまで賑わっていた。 浦和生まれの人々にとって思い出の「お化け屋敷」は今年も出店され、子どもたちがはしゃぐ様子を、親たちは、自身の子ども時代を懐かしみながら見つめる姿が印象的だった。
直木 龍介
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