文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
朝窓辺の下で子猫の鳴き声
悲しそうな鳴き声につられ
あっちを探し こっちを探し
いましたいました 黒とグレイの三毛猫が
家人いわく
そういえば親猫と一緒にいるのを見たという
親とはぐれたのか 親に捨てられたのか
うずくまっているのです
ソッと近づくとサッと逃げて
また近づくとまた逃げて
そして可愛い目でにらみます
こちらも子猫と追い駆けっこしている暇もなし
気にしながらもひとまず去るが
カモの親子の散歩が目にうかびます