トップページ ≫ 未分類 ≫ 言葉に責任感が全くない政治家達
未分類
漢字を読めない政治家より、言葉に責任を持たない政治家のほうが罪は重い。
政治は言葉を通して行なわれる仕事だからだ。公的立場にある政治家の言葉を信じてこそ市民は政治の信頼を寄せ、安心という対価を得る筈だ。近頃、政治家達が口をそろえて”安心の政治”と言っているが、安心の政治の裏付けは、政治家達の言葉への信頼だ。このことの前提なくして”安心の政治”なぞ信じられるはずもない。
千葉県知事に当選した森田健作氏が、”完全なる無所属”という大見栄をきって告訴されたが、自ら政党に所属していたら”完全”という言葉は全く虚言となるくらい何故分からないのだろうか。
そもそもこの世の中に”完全”などと使えるものは何一つないのだ。”完全なる政治””完全なる人間””完全なる結婚”等々。言葉に慎みを持って生きるべきだ。さいたま市長の相川氏も無所属出馬を表明して、舌の根も乾かぬうち政党推薦を依頼するなぞ、恥ずかしいことだ。だから政治家は信頼されないのだ。”ぶれない”この言葉をかみしめて不完全でよいから正しい姿勢をとってこそ政治家といえると思うのだが・・・・・。