トップページ ≫ 社会 ≫ 時計の針を逆行させてはならない!~総選挙いよいよスタート
社会
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12月2日火曜日午後2時、浦和駅西口に溢れんばかりの人が集まった。午前中は野党の複数の候補者が同地で出陣式を執り行ったが、集まっていた人は僅かだった。本当に今日が総選挙の公示日なのか、疑う位静かな幕開けだったのが、正午を境に浦和駅西口の様子は一変した。早い人はお昼過ぎから場所取りを始め、時間を追う毎にその数は増え続け、1時半にはロータリーの中側は完全に人で埋まってしまった。
午後2時になり、村井ひでき候補(自民)の出陣式が始まった。自民党所属の自治体議員による応援演説に続き、村井候補の演説が始まった。一昨年の総選挙時、まだ初々しかった村井候補もすっかり成熟し、アベノミクスによって日本経済は再生途中であり、さらに前に進めるためには何をすべきなのかなど、分かりやすい演説を行った。財務省出身ということもあり、経済の強さを最大限にアピールした村井候補だが、決して「上から目線」ではなく、市民と同じ目線だったことは特筆される。これは、初当選してから2年間、こつこつと地元を歩き、じっくり有権者の話を聞き、地元の実情、そして、地元の人々が何を求めているのか、しっかり勉強していることが演説に表れていた。 村井候補の演説に続き、公明党の谷中信人さいたま市議会議員の力強い応援演説、そして小泉進次郎復興大臣政務官の登場である。颯爽と登場した小泉政務官は、同年代である村井候補は自民党にとって必要な人材であり大切な仲間であることなどを力説した。
大勢の人が集まった村井候補の出陣式だった。確かに小泉政務官目当ての人もいたが、ほとんどは熱烈に村井候補を応援する人たちだったのである。「村井さんはどんな小さな相談事もきちんと聞いてくれ、必ずその答えを持ってきてくれる。本当に頼りになる人なので絶対に勝ってほしい」など、如何に村井候補が必要なのかという声も多数聞こえてきた。 今回の総選挙で、民主党など野党は「争点なき選挙 大義なき選挙」をお題目のように唱えているが、自民党と公明党による政権に戻ってから確実に我が国は成長を続けている。時計の針を逆戻りさせることなく、更に成長させるための重要な選挙なのである。村井候補の出陣式に集まった人の数こそが、民意の表れなのである。
(直木 龍介)