社会
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近づいてきた首都決戦。
舛添要一氏と自民党が政策協定!?という記事がマスコミで報道。
都知事選といえば「後出しジャンケン」が有利という都市伝説もある。
昨日(8日)自民党石破幹事長が「舛添さんには党内改革を一緒にと思っていた矢先に新党を結成されやむなく除名となった経緯がある」とコメント。
確か、遠い過去ではないはずだ。優勢候補と共闘したい気も理解したいが、それではちょっとしらける。
安倍総理はいまや「イケイケドンドン」の姿勢を貫いている。
だとしたら「自民党東京都連」は「独自候補」を擁立する気概があってもいいだろう。
元総理の細川氏、小泉氏の名前も挙がっている。
選挙目前でこの二名のタッグが実現したら、大きなうねりができるかもしれない。
選挙はもちろん「勝つため」に出馬する。当然のことだ。
しかし、旧い時代のお公家さまのように、身が汚れるのを恐れていては、「改革」すらのぞめない。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉が今の政治には必要であろう。
歴史に「たら、れば、if」は存在しないといわれている。
が、「日本を立て直す」旗のもとの政権政党自民党だ。
「東京を立て直し、2020東京五輪を成功する」のであればもっと、貪欲に都政をみつめてほしい。
「一寸先は闇」の政界だ。政治には足し算もあり、引き算もあり、掛け算もあるのだ。これでは投票率は下降する一方だ。
自分を信じてアメリカへわたる田中将大投手。
箱根駅伝で、一年の練習すべてを走りにかける選手。
なぜ美しいか。気負いなく「成功」「完走」その目標に向かってまっすぐに進むからだ。
政治にもその清々しさを求めたいと熱望する。
(伊勢谷 珠子)