国民との契約をことごとく破ってきた民主党。各候補がいくら政策を訴えても、また破るくせにと国民の不信感は募るばかり。マスメディアはそこに触れない。あたかも人気投票のような騒ぎだ。

　今の日本は世界からみて政治の不毛地帯だ。しかしそうはいっても、現下の小選挙区制、議院内閣制のもとでは民主党が多数。その多数党の代表が造反が無い限り首相だ。今、地方から望遠鏡で中央を覗くとレンズが曇って、挙句の果てホコリだらけでよく見えないのが残念。ただ、ボンヤリと、党員で無いのに圧倒的影響力を誇示する小沢氏は、80パーセント以上の確立で前原氏を支持しないようだ。それよりも、他の小物（？）候補（もちろん前原氏も決して大物ではないが）を、鳩達と組んで推すようだ。但し、これには小沢氏も相当の覚悟がいる。失敗すれば主流からトコトン干されるからだ。

　自民党や他の政党も、指をくわえているだけではサマになるまい。日本の政治、経済等先行きは不安だらけだ。これらの解決は政治がやる以外にない。だとしたら、政治、しいては政党のあり方を思い切って考え直すべき時でないか。