社会
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3日(水)18時半より坂戸文化会館において、坂戸市長選に挑む4氏が公開討論会を行った。主催は西入間青年会議所。コーディネーターは埼玉大学の石坂督規教授。現職石川きよし氏、新人3氏は、友田まさあき氏、大川泰弘氏 小川たつお氏。奇しくも川に囲まれた坂戸市に大きい、小さい、石の川の三氏。無効投票が多くなるのではないか。
すでに選挙に向けての討議資料のリーフレットが各家庭に届き、告示となればポスターが貼られ、選挙公報も配られ、選挙カーが回り、各候補がマイクを握る。
しかし、今回のように4氏が並び、時間配分も公平に一つのテーマについて各々が話すということは、候補者の人となりがズバリ一目瞭然だ。比較できたことは有権者にとってプラスとなったはず。現職の石川氏は自己紹介では、他の三氏が熱くまちを思う気持ちを語るなか、「こども大好き、石川きよし。趣味はみつばちと海釣り、とくにタコ釣り以上」と述べ、相変わらずのマイペースぶり。
各氏の主張。
石川氏「財政重視、破綻寸前にまでなった坂戸市を再生した。県内40市初の学校給食費無償化を」
友田氏「経営者目線で坂戸に活気を、企業誘致と3つの大学を有する利点を生かし、コンパクトシテイなど・まちのグランドデザインを描いていきたい」
大川氏「こどもは未来と希望。教育を重視。教育畑で培った経験をいかしていく。丁寧さと、まずは聴くことから」
小川氏「市議会議長の経験を生かし10万人都市を再び。この8年間で人口減少が進んでしまった人口減少は市民サービスの低下となる」
坂戸市は市議選とダブル選。自民党は分裂選挙(坂戸支部と埼玉県連)だが、首長選はいかに市民の近くで働き、市民に寄り添えるかがネック。候補者の熱量が市民にとどくか?候補者の言葉がどう市民に伝わるか?投票に行き、投票用紙に名前を書いてもらうことは容易ではない。
公開討論会の様子は西入間青年会議所YouTubeで近々アップされ視聴可能となる。
伊勢谷珠子