社会
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新型コロナウイルス感染症が蔓延して、初めての夏が終わろうとしている。お盆休みの帰省自粛は求めず、GO TOトラベルを促進する政治家に対して、矛盾を感じずにはいられなかった。夏祭りも花火大会もない静かな夏だった。
コロナで収入が激減し、明日の生活もままならない国民が増える中、政治家の給与は満額支払われている。地元の政治家達は一体何をしているのだろうか。不思議でしかたがない。そんななか、困難に見舞われた事業者などに支援制度を説明して回る相談役として活動する村井英樹衆議院議員の記事を見つけた。これまでに利用申請の補助をした件数は約100件に上るという。村井氏は直接回ることで、デリケートな部分まで話をすることができたと語っている。また村井氏本人だけではなく、地元秘書が困っている人を助けたいと飛び込みで訪問をしている。
例年であれば、お祭りや新盆周りに忙しい政治家達だが、今年の夏は違った。任期満了まで残り1年。コロナ禍で政治家の器量に大きな差ができた異例の夏と言えよう。
中山薫
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