社会
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今回の衆議院選は小池ではじまり、小池で終った。立憲民主が台頭したのも小池氏のおかげだ。自民党が大勝利したのも枯れた希望という百合のおかげだ。マスコミが指摘しているように、小池氏の言動で希望がなくなったのは確かだが、もっと深いところで小池氏の考え方の誤りがある。都議も代議士も自分のコマとしてしか考えていない愚かさにあるのだ。以前から小紙が指摘ているように、二元代表制である都議会を全く自分の手ゴマで固めたことも民主政治をナメきっているし、国会も自分のロボット的な存在を百合とか希望のブランドだけで押し出した傲慢さと無知にある。そもそも小池氏はまず敵をつくって立ち向かっていく自分の影におぼれ、そして勝ちをつくる名人だったが、自分が勝つと影でなくなり、本姿や本性があらわになって相手を馬鹿にし、いじめの側になりさがる。だからいじめられた相手に逆襲されるのだ。エジプトの方の大学に行ってしまって、日本人の魂や情をなくしてしまったのかもしれない。そもそもリーダーたるものは捨て身の覚悟あってこそ敬われるのだが、今回は捨て身にもなれず、党だけつくって逃げた。開票の日に外国へ行っているような者は前代末聞だ。豊田氏や山尾氏は可愛い方だ。彼女たちはあくまで小さい。大輪の百合に残念ながら未来はない。少なくとも総理の芽もつぶれたとみる方が妥当だ。子分の若狭さんは哀れだ。この人にもまず未来は描けない。凋落とはこのような顛末をいうのだろう。
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