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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
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- ラジオの時間(2016年09月17日)
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テレビよりラジオの方が好き。 何故か。それは、作業しながら聴けるから。テレビだと、ながらという訳にはいかず、気がつけば作業も止まってしまう。さらに、ラジオの自分に語りかけてくれる感じが好き。ラジオのパーソナリティーは聴取者全てに向けてしゃべっているのに、何となく自分にだけ語りかけてくれているような親密さがある。 家で仕事する時間が増えると、わたしはラ…
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- お弁当箱コミュニケーション(2016年09月16日)
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娘が高校生になり、給食からお弁当になったことで、お弁当作りが毎朝の日課となった。けれど、娘の態度の悪さから、お弁当作りを停止。 当然、娘は時間のない中で、自分のお弁当を用意する。それが見ていて、ハラハラするし、イライラするし。いっそ何事もなかったように、お弁当作りを再開してしまおうかと何度思ったことか。 そんな一学期を終えて夏休みをはさみ、二学期から…
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- 草葉の陰(2016年09月14日)
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亡くなった人は草葉の陰から この世を見ている 草葉の陰は小さな空間なので 亡くなった人は妖精か 小さな虫になってしまうのだ 草葉の陰は春は花影 夏は涼しい風の吹く緑陰 秋は金色(こんじき)の紅葉の光の中です この世を去った者達が選ぶ様々な姿がある さらに大きな力を望むものは獣に生まれ変り 殺し殺され血にまみれてまた次の世を迎る…
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- QQSリスト(2016年09月10日)
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9月9日は「救急の日」だが、たった今わたしは名付けた。「キュンキュンの日」だ。 最近、年齢的に枯渇してきた女性ホルモンのためにも、生活の中に胸ときめくキュンキュンを探すようになった。そして、能天気とも受け取れるわたしの呼び掛けに応じてくれた数人と、先日集まった。互いの『キュンキュン・ソング』を紹介しあったのだ。略して『QQS』!呼び掛けのメールのタイト…
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- ノンビリ人間(2016年09月04日)
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とにかく面白かった。読むのが遅いわたしでも、一気に読んでしまった。 芥川賞受賞作『コンビニ人間』のことである。凄い勢いで売れているのも頷ける。主人公の恵子は36才の独身女性。恋愛経験もなく、就職したこともなく、18年間同じコンビニでアルバイトを続けている。職場では仕事のできるひとで通っているけれど、マニュアルや他の店員の真似をすることで成り立っている。…
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- かさぶた(2016年09月03日)
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ごめんなさい ひどいこと、考えてます わたしがあなたに付けた傷 その後のかさぶた どうなってますか 剥がさないでください わたしのこと 忘れないで ずっと …
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- 同窓会(2016年09月02日)
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同窓会を抜け出して ふたりだけで飲みにいった 10年ぶりだね 久しぶり 随分大人っぽくなったあなたを あの頃のようにちゃん付けでは呼べない 思い出すね一緒に行った映画にプール、新宿御苑 いまもビールが好きなのね 気づかれぬよう横顔見つめた あなたの顔が大好きだった もう一度、あなたのことを好きになれたら でも、おしゃべり…
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- 少年の死(2016年09月01日)
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今朝、10分の間に2匹の毛虫にであった。5㎝くらいの黒い毛虫と緑の毛虫。一緒ではなかったが頭をもたげのそのそと。そして蝉の亡きがら。自分の寿命がつきるまで一生懸命鳴きつづけ飛びつづけそして命はてる。こんな小さな生き物でさえ自分の寿命が短くとも自分の姿を残すため生きているのです。 先日、16才の少年が殺されました。以前と同じような事件が再びおきてしまいました…
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- ジャズを聴きながら・・・(2016年08月29日)
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ジャズを聴きながらグラスを傾ける あの人と聴いたこの曲 懐かしさに笑みがこぼれた あの頃とこの曲が違って聴こえる グラスの中味が違うから 隣にあなたがいないから そう問いかけながら なぜか涙が滲む あの日あの時があったから・・・そう呟きながら 熟したワインの色と香りに満足を覚え ジャズに酔いしれた …
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- 征服された(2016年08月28日)
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好きなひとに、下の名前で呼ばれた 正直、嫌だった 自分でも意外だったけど 好きなひととの子供ができた これで逃げられないと思った 踏み込まれるのもイヤ 孕むのもイヤ わたしはいったいどこに逃げたかったのだろうか 果てしないどこか …
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