トップページ ≫ 社会 ≫ 立ち退きから解体へ いよいよ動き始めた浦和駅西口開発
社会
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浦和駅西口の開発が大きく動き出した。3月いっぱいで立ち退き、4月から解体工事が始まる。行きつけの寿司屋さんも2月いっぱいで店を閉め、30年の歴史に幕を閉じた。親子二代で営業してきた喫茶店は今後どうするかをまだ決めていないという。この場所に戻ってきたいが、あまりにも高額で手が出ないというのが現実。浦和は浦和バブルと言われるほど地価が高騰。浦和駅西口のロータリーに面したマンションがいくらで売り出されるのか注目されている。
地上27階、地下2階、高さ98m、面積約99,570㎡、複合施設の完成イメージが発表された。中高層部に住宅506戸、低層部に商業施設や公共公益施設を整備。総工費の折り合いがつかず、何度となく大手建設会社が手を引いた浦和駅西口の開発。施行は前田建設が中心となって進めることに決まった。浦和のイメージに大きく影響する建物になることは間違いないが、完成はまだまだ先になりそうだ。
中山薫