うわさの噂
まちで耳にした噂話、内緒話をこっそりお届け
60才を過ぎて全身を真っ白でコーディネートしている矢島さん。眼鏡も金ピカ、首には数珠のように大きな緑のネックレス。日頃から「私は政治家になりたいの」「先生と呼ばれたい」と言っていた。若い人を見つけては「私って政治家に向いていると思わない」「よく間違われるのよ」と話しかけていた。皆、心の中では危ないおばさんと思いながらも褒めまくると、本当に出馬してしまった。もちろん最下位で落選。選挙に関わっていると必ずいる勘違いおばさん。矢島さんは若い頃から選挙に関わりすぎて、自分が見えなくなってしまったのだと周囲の人々は笑っている。