日大が世間を騒がせている。７万人もいる学生達にとっても実に迷惑極まりない話だ。それ以上に日本中に根を張って頑張っている日大OB達にとっても極めて嫌な話題となってしまった。「悪質日大アメフト」。汚名極まりないキャッチとなってしまった。日大を私は愛してきたし、今も愛している。明治の男だった亡き父はいつも日大の建学の精神と創始者だった山田顕義の話を、まだ少年だった私に詳しく話してくれた。技術家の父は門下生は全員日大の卒業生だった。「ここは神田か、学生のまちか～大学は日大♫」酒が入ると全員で肩を組んで歌っていた光景が忘れられない。私の親友内山田（仮名）はやはり日大で東都六大学の花形で神宮の森をわかせた。私のまわりの知己も日大が多い。自民党の実力者山口泰明氏、同じ選挙区の坂本祐之輔氏、さいたま市長清水勇人氏、副市長日野氏、県庁は日大閥があって結束が固かった。書いていたら枚挙にいとまがない。そういえば私の最初の秘書を務めてくれた男も日大だった。会社の営業部長も二代続いて日大だった。そのうちの一人は日大アメフト部の主将だったのだ。ひとりの独裁者的な男のために日大は名を落とした。しかし歴史と伝統の日大は、こういう時こそ底力を発揮し、再び天下に名を馳せ、受験生達のあこがれの的となってほしい！日大が大好きだ！かなり多くの人達が熱い思いでいるに違いない。