文芸広場
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何かと面倒くさがりなわたし。家事や急ぎでない仕事を溜めやすい。
溜めやすいのは何か。
家事でいえば、洗濯済のたたまれた衣類(たたむのは娘の仕事)を引き出しに入れる作業。洗濯済なので、急いで引き出しに入れなくとも、そのまま着られる。
でも、カゴが洗濯もので一杯になっているのは、見栄えが悪い。それに、たたんだ娘からは、「せっかくたたんだのに・・・。早く片付けてよ。」と文句を言われるのもマイナス点。
仕事でいえば、経費の入力作業。締め切りの設定された書類作成等をやっていると、経費入力はつい後回し。レシートがたまっているのを見ると気力が失せて、さらに後回しの悪循環。
先日、経費入力が溜まってしまっていることに関して、会計事務所の担当者からこのような指摘が。
とにかく先へ先へと進めることが必要です。入力も分類がわからなければ、とりあえず「わからないものはコレで」と決めた分類で処理しておいてください。溜めないために、敷居を出来るだけ低くして下さい。
敷居を低くするために、知恵を絞った。
その名もキッチンタイマー作戦!!
時間がない。忙しい。そう思っていても、5分、10分の時間は作れるものだ。
だから、キッチンタイマーをセットして、ピピピッと鳴るまで集中して取り組む。
タイマー設定すると緊張感が出て、作業がスピードアップする。
タイマーを使うと競技のようなのもいい。
「引き出ししまい競技」「経費入力競技」と言い直してみる。
キッチンタイマーが、世の面倒くさがりを救うのだ。
(檀 ままこ)