通信制高校・サポート校16校による、中高生とその保護者、教育関係者を対象にした合同相談会が12月11日、さいたま市大宮区のJA共済埼玉ビルで行われる。
　
　増加を続ける不登校の生徒や一般の全日制高校に馴染めない生徒に対しては、柔軟なカリキュラムの採用や学校・教員側から生徒一人ひとりに対する手厚い個別サポートが求められる。
　
　こうしたニーズに応え、引きこもり・ニート予備軍といわれる不登校生や高校中退生を受け入れ社会へ戻す役割を担う通信制高校に注目が集まっている。
　
　合同相談会では、参加各校のブースで訪れた生徒や保護者に個別で対応する。進路情報の収集や個別相談はもちろん、通信制高校・サポート高校の現役生、卒業生、保護者らによる体験談を聞く会も合わせて開催される。生の声で、よりリアルに雰囲気を感じ取ることができるはずだ。
　
　これまで東京や神奈川での開催実績はあるが、埼玉県内での開催は初めてとなる。不登校や高校中退の経験をプラスに変えることのできる学びの場の存在は、不登校・高校中退で悩み多くの人々にとって勇気を与えてくれるものだろう。
　
　主催・問い合わせは、通信制高校・サポート合同相談会事務局（学びリンク株式会社内）０３−５２２６−５２５６、info@stepup-school.net（担当：原）まで。
　
【日時・参加校など】
12月11日10:00〜16:00（入退場自由）・入場無料　JA共済埼玉ビル
午前：生徒と保護者の体験談　午後：各校のブースで個別相談
参加校：鹿島学園高等学校、クラーク記念国際高等学校、北海道芸術高等学校、八州学園高等学校、ルネサンス高等学校、市進ウイング高等学院、KTC中央高等学院、国際高等学院、聖進学院、総合学園ヒューマンアカデミー高等部、第一高等学院、中央高等学院、東京ネットウエイブ、稲門高等学院、トライ式高等学院、マルチサポートスクールひだまり