入間市に伝わる民話を下敷きにストーリーが構成され、入間市の街並みや出雲祝神社、ハタヤの稲荷、不老川といった市内の風景が登場するアニメーション映画『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』(佐藤信介監督)の公開が、22日、全国東宝系で始まった。
本作品は、フジテレビ開局50周年記念作品として製作されたもので、日本独自のフルCGを駆使し製作されたアニメーション作品だ。女子高校生・遥とホッタラケの島の住民テオが繰り広げる大冒険ファンタジーで、主人公の遥の声に綾瀬はるかを起用したことでも話題を呼んでいる。
物語の元となったのは、ホッタラケ=ほったらかしにしてなくなってしまったもの探す時には、ハタヤの稲荷に祈願するとなくなった物が自分のところに戻ってくるという民話。『ホッタラケの島』では、このハタヤの稲荷がほったらけの島への入り口として登場する。
また、ハタヤの稲荷のすぐ近所にある出雲祝神社は、主人公の遥が子どもの頃、よく遊んでいた神社であり、高校生になった遥は久しぶりに訪れた神社の境内で不思議な“きつね”を目撃するところから、非日常の世界に入りこみ、物語が劇的に転がり出す。
主人公の遥が、ハタヤの稲荷周辺の森の中にある不思議な沼へ吸い込まれ、ホッタラケの島へと迷い込んだところから、子どもの頃亡くなった母親からもらった思い出の手鏡を探す大冒険がスタート。そこからエンディングまで手に汗握るハイテンションで物語は進む。
息つく間もないくらいのストーリー展開の中に、ホロッとさせてくれる友情や郷愁も織り交ぜ、見終わると満足感でいっぱいになること間違いなしの意欲作に仕上がっている。心温まる冒険ファンタジーだ。
「アニメーションはちょっと・・・」という大人が見ても、その世界観にいつしか引き込まれてしまう、そんな映画だ。普通のアニメーションとは異なり、日本独自のフルCGによるビジュアルには、ディテールがきっちりと表現され美しく、なんともいえない“味”がある。製作に4年、日本のCGアニメの映像常識を凌駕するハイクオリティな仕上がりとなった。さすが日本製は違う。繊細だ。大人も楽しめるアニメーションである。
ところで、この映画の舞台となった入間市をアピールすべく、入間市役所による「ホッタラケの島×入間市 公式WEBサイト」(入間市知名度アップ委員会)が公開されている。
「ホッタラケの島」と入間市の意外なカンケイとして、モチーフとなるハタヤの稲荷にまつわる民話、作中で重要な場所となる出雲祝神社の由来などが紹介されている。
WEBサイトに掲載されている写真を見ると、入間市の街並みや出雲祝神社、ハタヤの稲荷などの風景は、作中でかなり忠実に描かれていることが分かる。映画を観て興味を持った人は、現地を訪れてみるのも一興ではないだろうか。まずは、ホームページをチェック。
「ホッタラケの島」は、県内のワーナー・マイカル・シネマズ、MOVIX、ユナイテッド・シネマ、シネプレックスなどで上映中。
ホッタラケの島×入間市 公式WEBサイト
http://www.city.iruma.saitama.jp/genki/hottarake/index.html
ホッタラケの島 公式WEBサイト
http://www.hottarake.jp/index.html
『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』
(C)2009フジテレビジョン/Production I.G/電通/ポニーキャニオン







