37歳、看護助手、川口市
2年ほど前、主人が女とメールを頻繁にやり取りし、通話記録も半端な数ではないことに気が付きました。外泊も頻繁になり問いただせばノラリクラリとしていましたが、一年前にカバンの中から女との写真が出てきました。あろうことか私たち家族が田舎に泊りがけで行っている隙に自宅に女を連れ込み、食事をした挙句旅行に出かけ、女との行為の最中までもが写されていました。私の台所に女が入ったことも、家族より女との旅行を優先させたこともその後のことも、私にはどうしても到底許すことができません。このことであたりを憚る事もなく大喧嘩をした後も女との旅行に何回も行っているようです。夫婦喧嘩は日常化し、お陰でいまでは近所でも有名な浮気亭主、仲の悪い夫婦、最悪の家族となってしまいました。現在も主人の年収は軽く一千万円を超えており、生活費や学費だけを考えれば充分に入れてくれてはおります。長女小学六年生を頭に三人の娘がおりますので、一度は離婚届を用意しましたが、私ひとりの稼ぎでは到底生活できませんし、女と主人に負けることになると思いただひたすら我慢しておりました。そして、半年ほど前から、×イチとは知らずに相談したり、悩みを聞いてもらっていたりしたかなり年上の男性と、深い仲になりました。彼の経済力は主人の半分にも足りませんが、彼は、離婚を決心し彼の元に来るよういつまでも待っていると言います。私も頼りがいのある彼に心を惹かれるものが充分すぎるほどあります。私はどうしたらよいのでしょうか、毎日悩んでいます。どうか良いアドバイスをお願いします。
回答者:萩野映明和尚
ご主人の女性問題はメチャクチャですね。
奥さんの留守中に家の中に上げ、台所を使わせる、とはなんたることですか。
はじめはあなたの言い分に同情しました。主人がそうであれば、自分も・・・
ではいけません。我慢できなかったのでしょう。
相談相手の男性と深い仲になるとは、どういうことでしょう。
夫婦の道は都合によって一緒になったのではなく、また肉体がひとつのところに
住むだけで果たされるものではない。夫婦はともに、人の教えによって心を養うように
しなければならない。
かつて、夫婦の鏡とほめたたえられたある老夫婦は世尊のところへ赴き・・・
―「世尊よ、わたしどもは幼少の時から互いに知り合い、夫婦になったが、いままで
心のどのすみにも貞操のくもりを宿したことはない。」
―「この世において、このように夫婦として一生を過ごしたように、
後の世にも夫婦として相まみえることができるように教えをいただきたいと言った。
世尊は答えた。
『二人とも信仰を同じくするがよい。同じように心を養い、同じように施しをし、
智慧を同じくすれば、後の世もまた同じく一つの心で生きることができるであろう。』



