梅雨明けが待ち遠しい。気分を変えて浦和の元気がやって来る。

「平成26年度浦和祭り」で7月20日（日曜日）、今年で34回目を迎える「みこし渡御」が行われる。お神輿は昔も今もお祭りの花形と言っていい。掛け声とともに老若男女が心一つに楽しめる日本人が育んできた心のイベントだ。

　午後2時30分浦和駅西口側、旧中山道の新六間道路をスタート。狛犬ならぬ狛ウサギで知られた浦和の「調神社」（つきじんじゃ）までを地域ごとの各町会の神輿、十数基が繰り出される。沿道は様々な屋台で埋め尽くされて活気でいっぱい。浦和の街全体が神輿のように大きく揺れる、そんなエネルギッシュなお祭りである。子どもたるみこし、木やり流し、お囃子、俊英太鼓披露もある。また、南浦和駅前では「浦和よさこい」が行われるなどなど盛りだくさん。

　浦和駅西口には、江戸時代からの伝統の味「浦和のうなぎ」をPRするマスコット「浦和うなこちゃん像」が「浦和まつり」のうちわを持ってお出迎え。この機会に浦和巡りをなさってみてはいかがだろう。

（多田　清成）