社会全般

トップページ相次ぐ東武東上線人身事故に対策を!

掲載日:2012.9.7

相次ぐ東武東上線人身事故に対策を!


東武東上線での人身事故が後を絶たない。

最近では8月29日、そして9月3日、9月6日と立て続けに起きている。

9月の2件はホームからの通過急行電車への飛び込み。

その影響で電車は運転見合わせ、乗客はおよそ1時間の足止めを食った。

29日、3日に関しては、時間帯も遅いため、疲れて帰る会社員にとっては大変迷惑な話だ。


今年3月には、川越駅で視覚障害者の男性がホームから転落し電車に跳ねられるという無惨な事故が起きた。

川越駅はこれに伴い、内方線付き点字ブロックを設置。

さらに近隣駅の川越市と本川越市駅に対しても設置する予定だ。


国土交通省は2009年に「1日の利用者が5000人を超える駅にホームドアを設置することを義務化しよう」という方針を掲げた。

それをうけて東京メトロは南北線と千代田線、副都心線は全駅に設置。

千代田線は一部設置。有楽町線は約44パーセントの設置率である。

その結果、設置駅での転落事故はゼロ、飛び込みに関しては減少。

天井までほぼ完全にホームを被う半密閉式フルスクリーンタイプを設置している南北線でいえば、飛び込みも殆どゼロに近い現状のようだ。

JR東日本でも新宿、渋谷、新橋、東京の大規模改装を要する駅以外は17年度末の工事完成を見込んでいる。


では、東武東上線のホームドア設置はというと・・・。

検討はしているがコスト等、数々の問題から具体的なめどは立っていないという回答。

防止対策としては、ブルーライト、巡回などが挙げられたが、職員の巡回も全時間配置しているわけではない。


2011年7月上旬に出版された「鉄道人身事故データーブック2002-2009」(拓殖書房新社)によると、その間の人身事故の数は東武東上線だけでも151件にものぼる。

人身事故の多さは今に始まったことではない。

「早急なホームドア設置は難しい」という回答はどうも釈然としない。


車の多い道路にガードレールがあるのに対し、さらに危険なホームに防護柵がないのがそもそもおかしい。

ホームドアだけで人身事故が100%防止できるとは言えない。

しかし、転倒防止の最善の策になることは、設置駅での数字が実証している。


さらに、私達には何ができるのか。

その一つに「声がけ」がある。「声がけ」は誰にでもできる。

目の不自由な人への気配り、そして「大丈夫ですか」の一言が命を救えるかもしれない。

できる身近なことから一人一人が始めてみようではないか。

                                                                                                         (古城 智美)



▲ ページトップ

創刊に寄せて

主筆のインク

最終更新日
2014.12.13

いよいよ明日が投票日。各紙情勢分析によると、序盤から引き続いて自民優勢はかわらずのようである。一方、共同通信社の世論調査によるとアベノミクスについて「評価しない」と回答した人は51…

…続きを読む

埼玉の余話

最終更新日
2014.12.12

選挙もあと二日。実質一日となった。 いつの選挙も大物とよばれる人が数人は落ちる。だが、サプライズはない。ほとんど八割がた予測がつく。「いまこそ流れを変えよう」なんてキャッチを、流れ…

…続きを読む


クオリティ埼玉 モバイル

PR

日本電子新聞社